鎌倉三大緑地の一つで、市内最大級の広さを誇る「鎌倉広町緑地」は、質の高い生態系が守られている、豊かな自然あふれる都市公園です。鎌倉市南西部に位置し、約48ヘクタールのまとまった緑地が 「都市林」として管理されています。
園内では、散策や森林浴、ピクニック、自然観察、樹木オリエンテーションのほか、季節ごとのイベントなど、自然の中で過ごす多彩な楽しみ方が広がっています。
まずはご自身のペースで園内を歩き、四季折々の風景や草花、生きものとの出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか。自然の中で感じた疑問は、園内で配布しているリーフレット「花ごよみ」「ひろまちだより」や、ビジタースペースにある資料で調べることができます。「樹木オリエンテーション」では、樹木について学ぶこともできます。また、自然について学べるイベントへの参加もおすすめです。
広町緑地では、自然を楽しむだけでなく、この貴重な環境を守り、未来へつないでいくためのボランティア活動も行われています。ボランティア活動に参加することで、自然を守る視点から広町緑地と関わる、ひと味違った楽しみ方を体験していただけます。
広町緑地の自然がこれからも豊かに保たれていくためには、管理者やボランティアの取り組みとともに、来園者の皆さま一人ひとりのフィールドマナーが欠かせません。広町緑地は、訪れるたびに新しい発見がある場所です。人にも自然にもやさしい利用を心がけながら、広町緑地の魅力を存分にお楽しみください。
豊かな生態系
生態系が豊かだとはどういうことでしょうか。動植物の数が多いから豊かだとは限りません。一面のススキの野原はたくさんのススキがありますが植物の種類は少ないので生態系は豊かではありません。生き物の種類がたくさんいてそれらがまとまって生活してこそ豊かな生態系と言えます。生物の種がたくさんあることを、種の多様性が大きいといいます。広町緑地は種の多様性が大きい生態系と言えますし、それらを体験できることが魅力です。広町緑地では400種以上の植物が生育し、45種以上の蝶が生息しています。
都市林とは
動植物の生育環境を守ることを目的とした公園で、広町緑地でも豊かな生態系を維持するための管理が行われています。
フィールドマナー
自然環境や野生の生き物に配慮し、他の利用者の迷惑にならないように行動するための基本的なルールや心遣いです。動植物や自然、人が気持ちよく過ごせるように、フィールドマナーを守って行動しましょう。
自然環境保全への配慮- 動植物の生息環境保護のため、園路から外れないようにしてください
- 生き物の持ち込み・持ち出しは禁止です
- 野生動物に餌を与えないでください
- 珍しい生きものの位置がわかる写真を、SNSなどに投稿しないようにしましょう
- マイボトルの持参など、ゴミを出さない工夫をしましょう
- 肌の露出を控えた服装を、心がけてください
- 知らない生きものや植物に、触れないようにしましょう
- 散策後は、手洗いやうがいを行いましょう
- 木に登る行為は人も木も怪我をしてしまう可能性がありますので、ご遠慮ください
- 田んぼや畑の作業路は、注意してとおりましょう
- 大きな声を出したり、楽器などで大きな音を立てたりしないでください
