2024秋 広町緑地の赤とんぼ
観察記録、写真協力:押上 真一
赤とんほとよばれるトンボはいません。「赤とんぼ」は俗称です。特に決まりはありません。
分類学上ではトンボ料アカネ属のトンボをさします。(アカネ属の中にも赤くならないトンボもいます)広町緑地で見られるアカネ属の赤とんぽはアキアカネ、ナツアカネ、ノシメトンボ、コノシメトンボ、ネキトンボなどです。
広町緑地で 9 月ごろよく見られるアカネ属のトンボはアキアカネです。6・7月に羽化し、羽化後は黄褐色で成熟すると赤くなります。気温が高くなると標高の高い涼しい場所に移動して、平地が涼しくなる9月頃に戻ってきます。
ショウジョウトンボは全身真っ赤なトンボです。
春から夏に真っ赤なトンボがいたらこのトンボでしょう。
秋に赤くなるアカネ属のトンボでありません。
見た目が赤いトンボなので俗称で「赤とんぼ」と呼ぶ人もいます。
薄いオレンジ色のトンボです。赤いトンボでもなく、アカネ属ではないトンボですが、群れて夕方に飛びます。童謡の赤とんぼの歌詞「♪ 夕焼け小焼けの赤とんぼ」の風景はこのトンボかもしれませんね。ただ竿の先に止まる習性はなく、「♪止まっているよ竿の先」のトンボではありません。
竿の先に止まるトンボはたくさんいます。あなたの出会った竿の先にいるトンボはどのトンボでしょうか?
トンボは水があればいいわけではない
トンボたちの生活は水中でヤゴの時期(幼虫期)を過ごし、成虫で空を飛び回り、水辺に産卵します。
トンボの種類により水環境は川、池、田んぼ、など様々です。また、木陰、日当たり、湿地の有無で住むトンボの種類も変わってきます。
里山で多くの種類のトンボが暮らすには様々な環境が必要です。最低でもトンボが飛べる水場が必要です。
放置されて草で覆われた場所ではトンボはやってきません。ある程度、手入れが必要です。
広町緑地は里山ならではの多種多様な生き物が住める環境を目指してます。生き物のための環境整備には人の手が必要です。
生き物の住みやすい環境づくりにご協力よろしくお願いいたします。