広町緑地が守られた歴史
〜こうして広町緑地の森は守られた〜
1973年
広町緑地内の動向から周辺の主婦たちがその開発のおそれを感じ、開発反対の活動を始める
1979年
新鎌倉山自治会として開発反対の活動を行うため、「広町緑地の山を守る会(以下、「緑の会」とする)」を立ち上げた
1983年
緑の会は、開発反対の約6万人の署名を集め、市議会・市長に陳情。陳情は「継続審議」に
1984年
広町緑地周辺自治会・町内会により、活動を継続的に行うための「鎌倉の自然を守る連合会(以下、「連合会」とする)が結成される
1985年
第1回市民集会が開催され、500有余の市民が参加
1986年
市民の手になる「緑の保全に関する調査研究報告書」が作成され、市長等に提出
1990年
広町緑地を「都市緑地保全地区」に指定するよう求める、12万人の署名が集まり、神奈川県知事に陳情
1991年
開発事業者による説明会が年度内に計13回開かれ、住民は各回これに参加し、開発反対を主張
1992年
市長公聴会が開催され、ここでも住民は開発反対等を主張
1993年
竹内謙氏[故人]が鎌倉市長に当選
広町緑地の開発計画を中止し、その保全策についての検討が開始された
広町緑地の開発計画を中止し、その保全策についての検討が開始された
1995年
「鎌倉市の緑地保全条例の制定を求める市民の会」が結成され、これに連合会等も協力し、22万人の署名を集め、市議会に陳情を提出
1996年
5月事業者は開発許可申請を提出し、これに対し8月、市長は当該申請を不許可とした
1998年
第1次「鎌倉みどりトラスト」スタート
1999年
第2次「鎌倉みどりトラスト」スタート
事業者による全22回の説明会開催
事業者による全22回の説明会開催
2000年
市は、広町緑地の保全策「都市林」を政策決定
2002年
三市民組織連盟による要望書等を作成。有志数名が開発三社の本社等、広町緑地の開発にかかわる関係機関(銀行、金融庁等)を訪問し、広町緑地の開発中止などを申し入れた
市は事業者との、開発計画を取りやめ、都市林計画に協力するなどの基本合意の成立を発表
市議会は、約113億円という公的資金の支出により、市が事業計画地を買収することを可決
市は事業者との、開発計画を取りやめ、都市林計画に協力するなどの基本合意の成立を発表
市議会は、約113億円という公的資金の支出により、市が事業計画地を買収することを可決
2003年
三市民組織共催による市民集会を開催し、広町緑地の維持、管理、利用のための新法人の設立を決議。新法人の形態は特定非営利活動法人(神奈川県所管)とし、名称を「鎌倉広町の森市民協議会」(以下、「協議会」とする。)と定めた
「広町緑地基本構想」の素案が鎌倉市から市民に提示され、協議会等との協議を経て、確定し、以後、「都市林」構想の具体化が図られる
「広町緑地基本構想」の素案が鎌倉市から市民に提示され、協議会等との協議を経て、確定し、以後、「都市林」構想の具体化が図られる
2006年
広町緑地の保全の担い手となる「五つの会」が市民公募により順次発足【 ( )内は公募年月】
広町田んぼの会(2006年5月)
広町畑の会(2006年8月)
広町森の会(2007年3月)
広町自然観察の会(2007年3月)
広町散策路の会(2009年5月)
広町田んぼの会(2006年5月)
広町畑の会(2006年8月)
広町森の会(2007年3月)
広町自然観察の会(2007年3月)
広町散策路の会(2009年5月)
2013年
協議会が認定NPO法人に認定(鎌倉市内のNPO法人としては初)
2014年
鎌倉広町の森市民協議会は「地球環境保全活動部門」で神奈川県から「かながわ地球環境賞」を受賞した
協議会を「鎌倉広町の森市民の会(以下、「市民の会」とする)」に名称変更
協議会を「鎌倉広町の森市民の会(以下、「市民の会」とする)」に名称変更
2015年
“都市林“鎌倉広町緑地開園
開園式は5月15日
市民の会は環境大臣から「地域環境保全功労者」として表彰された
開園式は5月15日
市民の会は環境大臣から「地域環境保全功労者」として表彰された
2016年
市民の会と(公財)鎌倉公園協会とで「広町パートナーズ」を組織し、鎌倉市の指定管理者として協力して鎌倉広町緑地の管理を開始
2024年
市民の会は、単独の指定管理者として鎌倉市から指定を受け、管理を開始
※本経緯の作成に当たっては、『鎌倉広町の森はかくて守られた』(鎌倉の自然を守る連合会著)に加えて、本件の保全運動にも関わった、NPO法人鎌倉広町の森市民の会の理事の方々からの聞き取り等も参考にさせていただきました。ここにお礼を申し上げます。