花ごよみ

住宅地の中に残された貴重な自然環境である広町緑地では、園路沿いを歩くだけでも四季折々に見せる多種多様な植物たちの変化に出会うことができます。
広町緑地の保全ボランティアである自然観察の会のメンバーが、保全活動中に園内で見つけた植物(2025年現在)を紹介するページです。
管理事務所では、春・夏・秋冬と年3回、季節の草花の情報を集めた「花ごよみ」リーフレットを配布しています(自然観察の会監修)。
携帯しやすいサイズです。植物観察に、広町散策のお供にどうぞ!

※広町緑地の生態系を保全するため、植物の採取や動植物の持ち込み・持ち出しは禁止しています。また、有毒植物もありますので、お子様がむやみに触れたり口に入れたりしないようご注意ください。
※動植物の保護と来園者の安全のため、園路をご利用ください。
※ゴミはお持ち帰りください。
※フィールドマナーを守ることで、動植物も人も、自然の中で気持ちよく過ごせます。

… 毒のあるもの … 防除対象

アオキ

花の色は紫ががった褐色で地味ですが、春の初めのあまり花のない時期に花をつけるので目に留まります。雄株と雌株があり花も少し違います。
3月4月木本

イヌガラシ

菜の花を小さくしたような花です。葉をかじると多少辛味がありますが、カラシほどではないのでイヌガラシという名前になったようです。イヌがつくものはあまり役に立たないというような意味で使われています。
4月5月草本

ウグイスカグラ

広町緑地には数ヶ所で見られますが、とくに大きい株は大桜に通じる道の脇、2月頃から咲き始めます。面白い名前は「ウグイス隠れ」からくるそうです。ウグイスのさえずる時期に花が咲き、ウグイスが隠れるのにいい枝ぶりということでしょうか。
3月4月木本

ウツギ

何とかウツギと名前のつくものはいくつもあります。漢字で空木と書いて茎が空洞だと言われていますが、空洞のウツギ類はそんなに多くありません。ウツギは白い筒状の花がたくさんつき、茎は空洞になっています。
5月木本

ウマノミツバ

春先にはミツバによく似た葉が出ますが、ミツバのような香りはありません。花の咲く時期には少し背も高くなりミツバらしくない葉を出し、その先に小さな花を咲かせます。
5月

ウラシマソウ

見た目は変わっていて不気味な花です。見た目通り有毒ですので触ったり食べたりしないように注意してください。花に見える仏炎苞と呼ぶ苞の内側から長いヒモのようなものが出ています。それを釣竿に見立て、釣りをする浦島太郎を連想することから名づけられました。
3月4月5月草本

エゴノキ

ぶら下がるように咲く白い花、下から見上げてきれいな花です。園路にもきれいな花が落ちているので見上げると大きなエゴノキがあるのに気づきます。実には毒があります。特に果皮に多いそうです。野鳥のヤマガラはそれを知っているのか、きれいに果皮をむいて実を食べます。
5月木本

エノキ

広町緑地にはたくさんのエノキがあります。御所川沿いには大エノキと呼ばれるエノキの大木があります。エノキにはタマムシ、ゴマダラチョウ、テングチョウなどの昆虫の食草です。昆虫たちにとっても大事な樹木です。
3月4月木本

オオイヌノフグリ

早春にブルーの花をつけるきれいな花です。実はヨーロッパから来た外来種。イヌノフグリは江戸時代からあった名前でその花の大きいものとして牧野富太郎さんがオオイヌノフグリと名付けました。イヌノフグリは各地で絶滅危惧となっています。
3月4月5月草本

オオジシバリ

ジシバリという花もあります。ジシバリの葉は小さくて丸い形をしていますが、オオジシバリは小さなしゃもじのような形の葉です。この花たちは茎をはうように伸ばし、根を広げ一面うめつくしてしまうので、地面をしばるというような意味でジシバリといいます。
4月5月草本

オオシマザクラ

広町緑地にはオオシマザクラとヤマザクラがあります。日本の野生の桜です。ここの大きなサクラは根本から何本もの幹になっっているものがあります。サクラの木は薪として利用されていたようです。この緑地が以前里山として利用されてきたことがわかります。
3月4月木本

オオバウマノスズクサ

毒草ですが、虫食いの跡が見られます。ある種のチョウはこの葉を食べて体に毒を蓄えます。鳥たちは一度口にするとその幼虫を食べなくなるのです。見つけてもそっと見守ってください。
3月4月草本

オヘビイチゴ

広町緑地の畑の脇に咲いていました。畑の通路で日もあまり当たらない場所でしたのであまり花も咲きませんでした。管理棟の花壇に移植したところ、場所が気に入ったのか、毎年きれいに花を咲かせ、今は5月の花壇の主役になっています。
4月5月草本

オヤブジラミ

ヤブジラミという植物があります。とてもよく似ています。咲く時期が少し違います。オヤブジラミの方が早く咲き(5〜6月)、花つきがまばらです。後から咲く(7月初め)ヤブジラミはもっと花が密につきます。
4月5月草本

カキドオシ

垣根を越えてまで増えるのでカキドオシ。丸っぽい葉をたくさんつけてどんどんツルを伸ばします。シソ科で強めの香りを出します。カキドオシを検索すると驚くほど薬草やハーブという話題でした。植物は薬草にもなれば毒にもなる。口に入れるのには注意が必要です。植物は見るだけで癒し効果があります。
4月5月草本

カジイチゴ

手を広げたような大きな葉っぱです。キイチゴの仲間ですが、あまりトゲはありません。花や葉も大きいですが、全体の大きさも2mくらい枝を伸ばし大きな株になります。
3月4月5月木本

ガマズミ

ガマズミはミズキによく似ていて、花の時期も同じくらいですが、落葉低木で2〜5mくらいの高さです。ミズキは10〜20mくらいの高さになります。
5月木本

カマツカ

広町緑地の田んぼのそばの御所川沿いで見られます。鎌の柄(つか)にすると言われるほど丈夫な木材です。花はアジサイのように固まって付きますが、一つ一つがとてもかわいい花です。紅葉の時期には葉が赤くなります。
4月5月木本

カラスノエンドウ

とても親しみのある植物で、どこでも咲いています。さやに入った豆ができるので子供の頃はおままごとに利用したり懐かしい記憶があります。ヒョロヒョロと伸ばした茎や細いツルが絡んで厄介だそうです。
3月4月5月草本

カントウタンポポ

カントウタンポポは日本のたんぽぽ(在来種)で、他にもシロバナタンポポなど他にも数種あります。よく見られるセイヨウタンポポは外来種です。違いでよく知られているのは額がそりかえるかどうか。他にも違いがあり、セイヨウタンポポの方が花の数が多く、最近は交雑種が増えてきています。
3月4月5月草本

キウイ

いつの間にか御所川沿いで育っています。大きくなりました。上に住宅があるのでそこから発生したのではと言われていましたが、森の中でもキウイの葉が落ちていました。よく調べるとツルもありました。広町緑地はタイワンリスがいるので、あちこちに広げているのかもしれません。
5月木本

キブシ

春になり、気持ちいい時期に黄色いかんざし飾りのような数珠状に垂れ下がる花をつけます。御所川沿いでは目の前にたくさん下がって咲いています。御所川沿いから田んぼの奥の方を見ると大きなキブシの木があり、黄色い木に見えます。雌雄異株です。
3月4月木本

キュウリグサ

キュウリの匂いがするからキュウリグサだそうです。そんな名前ですが花はとても可憐です。水色の花びらで中央は黄色、茎の方から先に向かって咲いて先の方は螺旋状に丸まっています。
3月4月5月草本

キランソウ

別名「地獄の釜のフタ」面白い名前です。葉が伸びると地面をはうように広がっていきます。昔は薬草として利用され、その薬効が、地獄の釜に蓋をして病人をこの世に送り返すほどという意味があるようです。花はとても濃い紫色です。
3月4月5月草本

キリ

広町緑地では「大桐と藤の鑑賞会」という散策のイベントがあります。尾根道を歩くと、谷間の低いところから生えるキリの大木を目の前に望むことができます。キリの花は下から見上げてもなかなか見ることができません。
4月5月木本

クサノオウ

「草の黄」(草から出る黄色い汁)「湿疹の王」「草の王」(薬効の強さ)など名前の由来ははっきりしていないようです。実際に漢方薬に使用されているようですが、毒性が強く、個人的に使用するのは危険です。被れることもあるので触らないようにしてください。
4月5月草本

クサボケ

普通のボケのように樹木のような形にはなりません。幹が這うように生え地中から一本ずつ枝が生えてきます。草のように生えることからクサボケです。花の色は濃い朱色でとてもきれいです。広町緑地では園路のそばで見ることができないので一部を花壇に移植しました。夏には草が覆い被さるので管理するにはとても手間がかかります。
3月4月木本

ケキツネノボタン

黄色い花びらはエナメルのような光沢があってとてもきれいな花で、毛がたくさん生えているのでケキツネノボタン。よく似たキツネノボタンはあまり毛が生えていません。これだけでは判断はできず、実がなった場合、その実の形で見分けます。実の先の方をよく見て曲がっていないのがケキツネノボタン。フックのように曲がっている方がキツネノボタンです。
4月5月草本

コゴメウツギ

小さなお米(小米)からコゴメウツギだそうです。バラ科の植物でウツギという植物の仲間ではないのですが、花のつき方が似ているのでしょうか。とても小さな花がまとまって付いています。よく見ると花びらが不規則な大きさで並んでいます。じつは長く伸びている5枚が花びらで小さい5つは萼になります。
4月5月木本

コナラ

ドングリのなる木です。コナラは、昔から薪などの生活資源として利用されてきたため、この里山でも共に暮らしてきた樹木であり、広町緑地のあちこちで多く見られます。
4月木本

コハコベ

ハコベにはコハコベ、ミドリハコベ、ウシハコベなどがあります。コハコベはハコベとも呼ばれます。ミドリハコベは茎が緑色で、コハコベの茎は暗紫色で、茎の片一方だけに軟毛が生えています。
3月4月5月草本

コマユミ

とても地味な緑色の花をつけます。実は小さな赤い実がなります。御所川沿いに一株見つけて手入れを続け少し大きくなりました。
4月5月草本

サルトリイバラ

ツル植物でトゲがあります。雌雄別株でそれそれ個性のある花です。実は赤くてかわいいです。
4月木本

シロツメクサ

管理棟前の芝生広場には以前は芝生がなく、そこにたくさんのシロツメクサが生えていました。今はところどころに復活しています。ヨーロッパ原産でクローバーとも呼ばれています。
3月4月5月草本

スイカズラ

酸っぱいツル植物という意味だそうです。とても香りが強く、散策中にもどこからか甘酸っぱいいい香りが香ってきます。
5月木本

スイバ

スイバは「酸葉」と書きます。葉は酸味のある味がします。スイバにとてもよく似たギシギシは酸味がありません。
4月5月草本

セリバヒエンソウ

とてもかわいいのですが、中国原産の園芸種でとても繁殖力が強い植物です。以前は広町緑地になかったもので最初に入り口付近で見られていましたが、どんどん増えています。成長や広がりが早いため、広町緑地では状況に応じて除草しています。 
4月5月草本

センダン

成長は早く、10m以上の背の高い木になるので見にくいですが、枝の先に小さな紫の花を付けます。実は丸いクリーム色です。
4月5月木本

セントウソウ

地をはうように生える小さな早春の花です。花は可憐でレース刺繍のようです。
3月4月5月草本

タガラシ

黄色い光沢のある花びらでキツネノボタンによく似ていますが花の中央の花床は楕円形に伸びます。キンポウゲ科で有毒です。
3月4月草本

タチツボスミレ

広町緑地でよく見られるスミレです。日当たりのいい場所で日向ぼっこをするように咲いています。
3月4月5月草本

タネツケバナ

田んぼや、湿度の高い場所に咲いています。この花が咲くとお米の苗を作るため種をまき、苗代づくりが始まる時期と言われています。
3月4月5月草本

ツボスミレ

広町緑地のもうひとつのスミレです。白いスミレであまり乾燥した場所では見られません。下を向くように咲いていてなかなか正面からの写真が撮りにくい花です。
4月草本

ツルカノコソウ

最初は小さな花かと思うのですが、気がつくと勢いよく茎を伸ばして30cmほどの大きさになっています。ツルカノコのツルとは根本から伸びるランナーのことで、この横に伸びる茎からまた芽を出してエリアを広げます。
4月5月草本

トウバナ

園路のきわが好きで足元ギリギリで見かけます。小さなシソに似た葉を伸ばし、中央に花のかたまりが出てきます。そのうち先にたくさんの小さな紫色の花をつけながらどんどん花の高さが増してきて五重塔のように何層にも重なった花になります。
4月5月草本

ドクダミ

庭に生えると目の敵にして抜こうとしますが、最近では、花や葉の有効利用の話が多く見受けられます。ドクダミの花はあの4枚の白い花びらのようなものではなく、中央の穂状の部分にたくさんの花がついています。
4月5月草本

ナズナ

昔からペンペングサと呼ばれていた花です。広町緑地全域では少なく、畑の周りによく見られます。
3月4月5月草本

ナツトウダイ

名前にはナツと付きますが、春の植物です。面白い形の葉の上に三日月型のものが4つ輪になっています。その中央のくぼみにメシベとオシベが入っています。花が実になると穴の外に大きく膨らんだものが見られます。トウダイグサの仲間で有毒です。
3月4月草本

ナルコユリ

おしゃれな植物です。笹のような葉を左右に並べて茎を伸ばし、その葉に隠すように一列に束になったベルのような白い花をつけます。実は黒っぽくなり並んでいます。
5月草本

ニワトコ

浄化センター入口を入ったところに大きなニワトコの木があります。枝の先にたくさんの白い花が集まって咲いています。よく見ると中心に小さな紫色の点があります。これが一つの花の中央です。トウダイグサの仲間で有毒です。
3月4月木本

ノイバラ

ノバラとも言います。野生に咲くバラです。広町緑地ではよく見られます。花びらは一重でキイチゴの花に似ています。
5月木本

ノミノフスマ

田んぼの畦で見られる小さな花です。ハコベの花に似ていますが、もう少し茎が細くきゃしゃなイメージです。
3月4月草本

ハコネウツギ

名前にウツギと付きますが、同じ種類ではありません。咲き始めは白い花ですが、次第に赤くなっていくので赤と白の花が同時に見られます。
5月木本

ハナイバナ

キュウリグサに似た小さい花です。花びらは水色で、中央は白です。「葉内花」葉が交互に生えて(互生)その間に花が咲きます。
3月4月5月草本

ハハコグサ

昔からあよく見る植物です。日当たりのよい畑や道端などで見られるようですが、広町緑地の園路ではあまり見られない植物です。
4月5月草本

ハルジオン

春に咲くキク科の植物。個体差で花の色が白っぽいものやピンクの強いものなどがあります。茎の中が空洞で、茎を抱くような葉をつけます。北アメリカ原産で、群生すると在来種に対して影響を及ぼす恐れがあります。
4月5月草本

ハンショウヅル

ツル性植物で濃い目のピンクの花を咲かせます。形が半鐘という鐘の形に似ていることからハンショウヅルという名前です。実になると白く長い毛をつけた種子が集まって玉のように見えます。
5月木本

ヒサカキ

森に入るとタクアンのような、ガスのような香りがする時期があります。それはヒサカキの花の香り。香りがしたら上を見上げてみてください。下に向かって小さな白い花が付いているのが見つかるかもしれません。
3月4月木本

ヒメウズ

春一番に見つける花です。小さくて細い花なので他の植物が生えていない時に見つけることができます。その後もしばらく咲いていますが他の植物に紛れて見つけにくくなります。
3月4月5月草本

ヒメリュウキンカ

ヨーロッパ原産の園芸種で以前の広町緑地にはありませんでした。2010年くらいに3株ほどみつかりました。今は湿地一面にどんどん面積を広げています。繁殖力が強く除草も難しい植物です。根は球根になっており、除草や刈り込みでなくすのが難しく、各地の緑地でも悩みの種のようです。
3月4月5月草本

フキ(雄花)

フキの花です。フキは昔から葉やツボミが食用にされてきました。花を見た人が少ないので、広町緑地ではフキノトウを残し観察用として毎年見られるようにしました。フキは雌雄異株で雄花の花は黄色っぽく小さな花びら状のものが見えます。雌花の花は白っぽく花びら状のものはあまり見えません。
3月4月5月草本

フジ(ノダフジ)

広町緑地では5月の連休の頃にたくさんの藤の花が見られます。山が淡い紫に染まります。ほとんどノダフジというフジです。まれにツルの巻く向きが違うヤマフジが見られることもあります。

ホウチャクソウ

広町緑地でも山の園路を歩いているとよく見られます。ホウチャクというのはお寺ののきに飾る風鈴のような飾りのことでそれに似ているから名前がついたようです。 
4月5月草本

ホトケノザ

花のつき方が仏様の座る台座に似ていることからこの名前になったようで、「春の七草」のホトケノザではありません。「春の七草」のホトケノザはコオニタビラコという植物で、広町には今はありません。
3月4月5月草本

マユミ

花の色が緑に近い白い花なのであまり目立ちませんが、秋に実になると果実が4つに割れて赤い花のように見えます。
5月木本

マルバウツギ

ウツギのようなとがった葉ではなく、丸い葉をしていることから丸葉ウツギです。広町緑地では多く見られ、5月にはさまざまなところできれいに咲いています。
4月5月木本

ミズキ

管理棟脇のベンチ付近に以前からあったミズキの木を残してあります。大きな木で木陰を提供してくれます。5〜6月始めに山を見ると葉の上に白い花を乗せるように咲いている白い花はミズキの花です。
5月木本

ミツバアケビ

小葉が3枚のアケビです。普通のアケビは5枚です。普通のアケビと交配してゴヨウアケビという雑種を作ります。ミツバアケビは普通のアケビより花の色が濃く、ワインレッドの花をつけます。根元の花が雌花、先にフサになるのが雄花です。
3月4月草本

ムサシアブミ

ウラシマソウと同じ仲間です。葉が大きな三つ葉でとても目立ちます。花は葉の下に薄い緑色の苞(ほう)と呼ばれるもの中にあり、見えません。苞が馬に乗る時のアブミのように見えることと、ムサシは武蔵の国という地名から付けられました。ウラシマソウとともに真っ赤な実をつけますが全草有毒です。
3月4月5月草本

ムラサキケマン

少し湿った木陰で見られます。赤紫の長細い花が咲きます。ケマンは実になった姿が仏具の華鬘に似ているからだそうです。ケシの仲間で毒があります。
4月5月草本

モチノキ

樹木の花は地面に落ちた花で気がつくことがあります。モチノキの花は枝にまとまって付きます。雌雄異株です。写真のものは雄株の花です。広町緑地のモチノキはタイワンリスのかじり跡で横じま模様になっています。
4月木本

モミジイチゴ

茎にはトゲがあり、葉はモミジに似ています。花は5枚の花びらで下向きに咲きます。春先に見つけると涼しげな印象のある花です。
3月4月草本

ヤブサンザシ

広町では御所川沿いを歩き川の向こう側に大きな一株があります。雌雄異株でこの株は雄株のようです。毎年小さな黄色い花は見られますが、実はなりません。
3月木本

ヤブデマリ

5月の連休前後に横に伸びた枝の上に上向きに花が見られます。チョウのような形をしていている白い部分は装飾花で花は中央の小さいものです。
4月5月木本

ヤブニンジン

小さく白い花が放射状に伸びた花柄の先に咲きます。線香花火を連想させます。葉がニンジンに似ていることからヤブニンジンと呼ばれます。
3月4月草本

ヤブヘビイチゴ

ヘビイチゴにとてもよく似ていますが、葉の先がとがり菱形に近い形です。赤い実がなりますが、ヘビイチゴよりツヤがあり大きい実になります。食べても毒ではありませんが、味がありません。
4月5月草本

ヤマグワ

一見実のように見える緑色の粒が集合したものが花の集合体になります。それぞれの粒から2本のオシベを出しています。その集まった花ひとつひとつが実になります。パイナップルもそのような形で実になっています。
4月5月木本

ヤマザクラ

野生のサクラの一種です。花の咲く頃に同時に赤い若葉が出ます。萼(花の付け根の外側の小さな葉のような部分)には鋸歯(ギザギザ)がありません。
3月4月木本

ヤマツツジ

崖に着くのが好きなようで御所川の斜面でも見られます。透明感のある朱色の花びらはとてもきれいです。古くなった崖は崩れやすく、他の木の影になりやすいので広町緑地では少なくなってきています。
4月5月木本

ヤマネコノメソウ

小さな植物で湿り気味の暗めな場所が好きで、奥竹ケ谷でよく見られます。茶色の実がネコの目のような形に見えるのでこの名がつきました。よく似ているネコノメソウは葉が向かい合って生える(対生)で、ヤマネコノメソウは、葉が交互に生える(互生)です。
3月草本

ユキノシタ

丸く硬めの毛が生えている葉が地面を埋め尽くすように生えていますが、花の時期になるとスッと長い茎を伸ばします。その先に白い花びらをつけた小さな花がいくつも咲きます。5枚の花びらの上3つはとても小さく、下2枚は大きい花びらで、よく見ると小さい花びらにはかわいいピンク色の模様が見えます。
5月草本

レンゲソウ(ゲンゲ)

別名レンゲソウ。田んぼには一面のレンゲ畑と思う方もいると思いますが、広町緑地の田んぼではなかなか増えません。土か水に違いがあるのでしょうか。毎年畦の縁に少し見られる程度です。
4月5月草本